カバンの中やデスクの上で、充電ケーブルが絡まってごちゃごちゃになる。この小さなストレスをなくしたくて、私はこれまで巻取り式のUSB-Cケーブルをいくつも試してきました。
実際に使ってレビューしてきたのは、Baseus Free2Draw、オウルテックの両引きタイプ、そしてオウルテックの片引きタイプ「katamaki」の3本です。
どれも「絡まない・すっきり収納できる」という点は同じですが、使ってみると、それぞれ得意な場面がはっきり違いました。
この記事では、3本を実際に使った経験をもとに、巻取りケーブルを選ぶときのポイントと、使い方別にどれを選べばいいかをまとめます。
どの巻取りケーブルにしようか迷っている方の参考になればうれしいです。
巻取りケーブルを選ぶ4つのポイント
巻取りケーブルは、どれも見た目が似ていて違いが分かりにくいものです。
3本を使い比べて、選ぶときに見ておきたいポイントは次の4つだと感じました。
①給電のワット数(何を充電したいか)

まず確認したいのが、最大何Wまで給電できるかです。
スマホやイヤホン、タブレットの充電が中心なら60Wでも十分ですが、ノートPCまで充電したいなら、より高出力なモデルを選ぶ必要があります。
巻取りケーブルは出力が控えめなものも多いので、充電したい機器から逆算して選ぶのが失敗しないコツです。
②重さ(持ち運ぶかどうか)

巻取りケーブルは、リール部分のぶん普通のケーブルより重くなります。
数十グラムの差ですが、毎日カバンに入れて持ち歩くなら、この差は意外と効いてきます。デスクに置きっぱなしなら重さはほとんど気になりません。
③引き出し方(片手で扱えるか)

巻取りケーブルには、左右を同時に引く「両引き」、片側だけで引ける「片引き」、片側を引くと両側が伸びるタイプなど、引き出し方の違いがあります。
毎日何度も抜き差しするものなので、片手で扱えるかどうかは使い勝手に直結します。
④長さ(どこで使うか)

コンセントやアダプタから、機器までどのくらい距離があるかも大事です。
長ければ届きやすい一方、途中で長さを固定できるかどうかで、デスクでの使いやすさが変わります。
使う場所をイメージして選ぶと、長すぎる・届かないといったミスマッチを防げます。
巻取りケーブル3本の比較
上の4つのポイントをもとに、実際に使ってきた3本を比較しました。
| Baseus Free2Draw | オウルテック 両引き | オウルテック 片引き | |
| 給電 | 最大100W | 最大60W | 最大60W |
| 重量 | 約50g | 約38g(最軽量) | 約47g |
| 引き出し方 | 片側を引くと両側が伸びる | 左右を同時に引く | 片手で引ける |
| 長さ | 最大1m(4段階) | 約1.2m | 90cm / 120cm |
| 得意な場面 | ノートPC充電・据え置き | 軽さ重視の持ち運び | 片手操作・デスク固定 |
| 参考価格 | 約2,180円 | 約1,780円 | 両引きよりやや高め |
Baseus Free2Draw|100W対応でノートPCも充電できる

3本のなかで唯一、最大100Wの給電に対応しているのがBaseus Free2Drawです。巻取り式でありながらノートPCまで充電できるので、スマホからPCまで1本でまかなえます。
長さは最大1mで、35cm・60cm・83cm・100cmの4段階で固定できます。片側を引くと両側が伸びる仕組みで、片手で扱えるのも便利です。
一方で、リール部分にはそれなりの重さと存在感があるので、デスクでの据え置きを中心に、ときどき持ち出すくらいの使い方が合っています。
オウルテック両引き|約38gで最軽量の持ち運び用

とにかく軽さを重視するなら、オウルテックの両引きタイプです。約38gと3本のなかで最も軽く、巻き取ればコンパクトにまとまるので、カバンに入れっぱなしにしても負担になりません。
長さも約1.2mと長めで、少し離れたコンセントにも届きます。
注意したいのは、引き出すときに左右を同時に引く必要があることです。片方だけ引くと故障の原因になるので、両手で引く使い方に慣れておくのが長持ちのコツです。
オウルテック片引き(katamaki)|片手でサッと引き出せる

片手での扱いやすさを重視するなら、オウルテックの片引きタイプ「katamaki」です。
片側だけで引き出せるので、充電したいときにサッと使えます。リールは手になじむ丸い形で、スタンドに固定してデスクで使うこともできます。
両引きタイプより少し重く、価格もやや高めですが、そのぶん日常の使い勝手が良く、デスクの定位置に置いておく1本としても重宝します。
使い方別のおすすめ

3本とも良いケーブルですが、使い方によって最適な1本は変わります。
迷ったときは、次の表を目安に選んでみてください。
| こんな使い方なら | 選ぶべき1本 | 理由 |
| ノートPCも巻取りで充電したい | Baseus Free2Draw | 3本で唯一の100W対応 |
| とにかく軽く持ち歩きたい | オウルテック 両引き | 約38gで最軽量 |
| 片手でサッと引き出したい | オウルテック 片引き | 片手操作とスタンドで扱いやすい |
| 長さを細かく調整したい | Baseus Free2Draw | 4段階で長さを固定できる |
私自身は、デスクでノートPCも充電するメインの1本にBaseus、身軽に持ち出したいときはオウルテックの両引き、デスクの定位置で片手で使いたいときはkatamaki、というふうに場面で使い分けています。
1本ですべてをまかなおうとするより、使う場所ごとに向いている1本を選ぶほうが、結果的にストレスなく使えると感じています。
巻取りケーブル共通の注意点
3本を使ってみて、巻取りケーブル全般に共通して気をつけたい点もありました。
購入前に知っておくと、ミスマッチや故障を防げます。
まとめ
今回は、実際に使ってきた巻取り式USB-Cケーブル3本を比較し、使い方別の選び方をまとめました。
ノートPCまで充電したいならBaseus Free2Draw、とにかく軽く持ち歩きたいならオウルテックの両引き、片手でサッと使いたいならオウルテックの片引き(katamaki)。
どれも「絡まない・すっきり収納できる」という巻取り式の良さは共通しているので、あとは自分が何を充電して、どこで使うかで選べば失敗しません。
ケーブルの絡まりという小さなストレスがなくなるだけで、デスクもカバンの中も少しすっきりします。
気になった1本があれば、それぞれの詳しいレビュー記事もあわせて読んでみてください。


