巻取り式のケーブルは、絡まず、すっきり収納できて便利です。
ただ、多くの巻取りケーブルは出力が控えめで、スマホは充電できてもノートPCの充電には力不足、ということがよくあります。
私は、巻取り式の手軽さはそのままに、ノートPCまで充電できるパワーのある1本が欲しいと思っていました。
そこで選んだのが、Baseusの巻取り式USB-Cケーブル「Free2Draw」の100Wモデルです。VGP 2025で企画賞を受賞している、いま人気の巻取りケーブルです。
最大100Wの急速充電に対応し、長さは4段階で細かく調整できて、片側を引くだけで伸縮する。
巻取りの便利さとパワーを両立した、デスクでも外でも頼れる1本でした。
この記事では、実際に使ってみて感じた良かった点・気になった点をレビューします。
Baseus Free2Draw 巻取り式ケーブルとは

特徴
この製品は、充電アクセサリで人気のBaseus(ベースアス)が手がける、巻取り式のUSB Type-C to Type-Cケーブルです。
「Free2Draw」というシリーズで、使わないときは巻き取ってコンパクトに、使うときは必要な長さだけ引き出して使えます。
最大の特徴は、巻取り式でありながら最大100Wの急速充電に対応していることです。
多くの巻取りケーブルが60W前後にとどまるなか、100W対応なので、スマホやタブレットはもちろん、ノートPCの充電にも使えます。1本でこなせる範囲が広いのが強みです。
長さは最大1mで、35cm・60cm・83cm・100cmの4段階で固定できます。
片側を引くと両側が同時に伸びる仕組みで、使う場所に合わせてちょうどよい長さに調整できます。
VGP 2025の企画賞を受賞していて、巻取りの動作もスムーズです。データ転送は最大480Mbps(USB2.0準拠)で、映像出力には対応していません。
基本スペック
Baseus Free2Draw 巻取り式USB-Cケーブル(100W)の基本スペックは、以下のとおりです。
| 商品名 | Baseus Free2Draw 巻取り式 USB-C to Type-Cケーブル 100W |
| シリーズ | Free2Draw(Free2Pullシリーズの長さ違い) |
| メーカー | Baseus(ベースアス) |
| コネクタ | USB Type-C(オス)- USB Type-C(オス) |
| 最大長 | 約1m(4段階:35 / 60 / 83 / 100cm) |
| 伸縮方式 | 片側を引くと両側が伸びる巻取り式 |
| 給電 | USB PD対応 最大100W(5A) |
| データ転送 | 最大480Mbps(USB2.0準拠・映像出力は非対応) |
| 重量 | 約50g |
| 耐久性 | 5万回以上の引っ張りテスト |
| 受賞 | VGP 2025 企画賞 |
| カラー | クラスターブラック / ムーンホワイト(全2色) |
| 参考価格 (1m製品の参考) | 約2,180円 |
実際に使ってみた
私は主に、在宅ワークのデスクでの据え置きと、外出時の持ち運びで使っています。
それぞれの使い心地を紹介します。
在宅ワークのデスクで

いちばんの用途が、デスクでの据え置き使用です。
ノートPCの充電やAndroid端末との接続に使っていますが、100W対応なので、付属の充電器と同じように問題なく充電できます。
巻取り式でこのパワーが出せるのは、デスクの充電環境をすっきりさせつつ、PCもまかなえるので便利です。
長さを4段階で調整できるのも、デスクだと効いてきます。アダプタの位置やPCの置き場所に合わせて、余らせずちょうどよい長さで使えます。
使わないときは巻き取っておけば、デスクの上でケーブルがだらんと垂れることもありません。
外出・持ち運びでも

外出時にも持ち出しています。巻き取ればコンパクトにまとまるので、カバンの中で絡まりません。
片側を引くだけで伸縮できるので、外出先でもサッと出して使えます。
ただし、後で触れるように、リール部分にはそれなりの重さと存在感があります。
「とにかく軽く」という持ち運びよりは、デスクを主軸にしつつ外にも持ち出せる、という使い方が合っていると感じました。
実際に使って良かった点

実際に使ってみて良かったと感じた点は、以下のとおりです。
100WでノートPCも充電できる

いちばんの魅力が、100W対応であることです。巻取り式のケーブルは出力が控えめなものが多いですが、この製品はノートPCの充電にも対応できるパワーがあります。
スマホやタブレットはもちろん、ノートPCまで1本でまかなえるので、用途に合わせてケーブルを使い分ける必要がありません。
巻取りの手軽さとパワーを両立している点が、他の巻取りケーブルとの大きな違いだと感じています。
長さを4段階で細かく調整できる
長さを35cm・60cm・83cm・100cmの4段階で固定できます。




使う場所や機器の位置に合わせて、ちょうどよい長さを選べるのが便利です。
短く使えばデスクの上がすっきりしますし、少し離れた場所ならフルの1mまで伸ばせます。
長すぎて余ることも、短すぎて届かないこともなく、その場に合った長さで使えるのは、細かいことですが毎回ありがたく感じます。
絡まない・すっきり収納できる

巻取り式なので、当然ながらケーブルが絡まりません。使い終わったら引いて巻き取るだけで、すっきり収納できます。
デスクの上でも、カバンの中でも、ケーブルがごちゃつかないのは快適です。
巻取りの動作もスムーズで、シュッと気持ちよく巻き取られます。この収納の手軽さは、巻取り式ならではの良さです。
片側を引くだけで伸縮できる
このケーブルは、片側を引くと両側が同時に伸びる仕組みになっています。

両手で左右を引く必要がなく、片手でサッと引き出せるのが快適です。
巻取り式のなかには、左右を同時に引かないといけないタイプもありますが、この製品は片手で扱えるので、使うたびのちょっとした手間がありません。
日常的に何度も抜き差しする充電ケーブルだからこそ、この扱いやすさは効いてきます。
実際に使って気になった点

実際に使っていて気になった点は、以下の点です。
価格がやや高め
気になったのは、価格です。2,000円前後と、一般的なUSB-Cケーブルと比べると高めです。単なる充電ケーブルと考えると、少し値が張る印象を受けるかもしれません。
ただ、100W対応・4段階の長さ調整・巻取り式という機能を考えると、納得できる価格ではあります。
1本でスマホもノートPCもまかなえて、絡まるストレスもなくなることを考えれば、価格に見合う価値は十分にあると感じました。
リール部分に重さ・大きさがある
巻取りのリール部分には、それなりの重さと大きさがあります。
据え置きで使う分には気になりませんが、「とにかく軽い持ち運び用」を求める場合は、少し存在感を感じるかもしれません。
私はデスク中心で使っているので気になりませんが、毎日カバンに入れて持ち歩くなら、より軽量なケーブルのほうが向いている場面もあります。
このあたりは、次の使い分けの章で詳しく整理します。
オウルテックの巻取りケーブルとの使い分け
このブログでは、これまでオウルテックの巻取りケーブルを2種類(両引きタイプと片引きタイプのkatamaki)レビューしてきました。

今回のBaseusを加えた3本を実際に使ってみて感じた、それぞれの向き・不向きを整理します。
| Baseus(今回) | オウルテック両引き | オウルテック片引き | |
| 給電 | 最大100W | 最大60W | 最大60W |
| 重量 | 約50g | 約38g | 約47g |
| 引き方 | 片側で両側伸縮 | 左右同時に引く | 片手で引ける |
| 長さ | 1m(4段階) | 1.2m | 90/120cm |
| 得意な場面 | PC充電・据え置き | 軽さ・持ち運び | 片手操作・スタンド |
ざっくり言えば、ノートPCも充電したい・長さを細かく変えたい・デスク据え置き中心なら、100W対応で調整幅の広い今回のBaseus。
とにかく軽くして持ち運び中心なら、38gと最軽量のオウルテック両引き。片手でサッと引き出したい・スタンドで固定したいなら、片引きのkatamaki、という使い分けになります。
私自身は、デスクでノートPCも充電するメインの1本にBaseus、身軽に持ち出したいときはオウルテック、というふうに使い分けています。
オウルテックの2本については、それぞれ別の記事で詳しくレビューしているので、気になる方はあわせて読んでみてください。
どんな人におすすめか

ここまでの内容を踏まえて、おすすめの人・そうでない人を整理しました。
- 巻取り式でノートPCも充電したい人(100W)
- 使う場所に合わせて長さを細かく変えたい人
- デスクに置いて据え置きで使いたい人
- 絡まないすっきりした充電環境にしたい人
- 1本でスマホもPCもまかないたい人
巻取り式の手軽さはそのままに、ノートPCまで充電できるパワーが欲しい人にぴったりです。
デスクに据え置いてスマホもタブレットもPCも1本でまかないたい人ほど、100W対応と4段階の長さ調整が効いてきます。
逆に、こんな人には合わないかもしれません。
- とにかく軽い持ち運び用が欲しい人
- 高速データ転送をしたい人
- リールの重さ・大きさが気になる人
とにかく軽い持ち運び用が欲しい人や、高速データ転送をしたい人には、物足りなく感じるかもしれません。
軽さ重視ならオウルテックの巻取りケーブル、高速転送ならUSB3.x対応ケーブルを検討するのがおすすめです。
今回紹介した Baseus Free2Draw 巻取り式USB-Cケーブル(100W)は以下の通販サイトで取り扱いがあります。
まとめ
今回は、巻取りの便利さと100Wのパワーを両立した、BaseusのFree2Draw 巻取り式USB-Cケーブルを紹介しました。
最大100WでノートPCも充電でき、長さは4段階で細かく調整でき、片側を引くだけで伸縮する。絡まずすっきり収納できて、デスクでも外でも1本で頼れます。
価格とリールの存在感だけ理解しておけば、巻取りケーブルとして完成度の高い1本です。
巻取り式でパワーのあるケーブルを探しているなら、有力な選択肢になります。
軽さ重視ならオウルテックという選択肢もあるので、使い方に合わせて選んでみてください。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

