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本や記事、動画など、情報に触れる機会は多いのに、学びが積み重なっている感覚を持てないことはないでしょうか。
私自身、読む・調べるといった行為を続けていながら、「結局、何が身についているのだろう?」と感じる時期がありました。
そんなときに出会ったのが『インプット大全』です。
本書を通して、「インプットしているつもり」だった自分の行動が、実はインプットになっていなかったことに気づかされました。
この記事では、『インプット大全』の内容を自分なりに整理しながら、実際に取り入れてみて感じた変化もあわせて紹介します。
書籍『インプット大全』とはどんな本か

インプット大全は、精神科医である樺沢紫苑さんが提唱する「科学的に正しいインプット方法」を体系的にまとめた一冊です。
前作であるアウトプット大全が「行動」や「発信」に焦点を当てた内容だったのに対し、本書は行動の質を高めるための土台となるインプットにフォーカスしています。
- 本を読んでいるのに身についている実感がない
- 情報収集をしているはずなのに、成長を感じられない
そんな悩みを抱えている人に向けて、「そもそもインプットとは何か?」という基本から丁寧に解説してくれる一冊です。
また本書では、インプットに関して、「話を聞く姿勢」「本の読み方」「インターネットの活用術」「学び方」「インプット力を鍛える方法」など、扱われているテーマが非常に幅広いのも特徴です。
章ごとに内容が整理されているため、最初から順番に読まなくても、
自分に必要なテーマだけをつまみ読みしても十分に活用できる構成になっており、実践書としての使いやすさも感じました。
なぜインプットしても身につかなかったのか

本書を読んでまず印象に残ったのは、「インプットの定義」が非常に明確だったことです。
インプットとは、単に「読む」「聞く」「見る」ことではなく、情報が脳の中に入り、記憶にとどまって初めて成立すると説明されています。
- 情報を得ただけで終わっている
- すぐに忘れてしまう
この状態は、インプットをしているようで、実はインプットになっていないということです。
私自身、「なんとなく読む」「なんとなく調べる」ことが多く、それだけで満足してしまっていました。
振り返ってみると、それが学びにつながらなかった大きな原因だったと感じています。
「INPUT」という言葉を以下のように分解して説明されていた点は、とても印象的で、インプットの本質がストンと腑に落ちました。
- 情報を入れる(IN)
- 情報を脳に置く(PUT)
インプット大全で学べること

『インプット大全』では、インプットを効率よく、かつ確実に自己成長につなげるための考え方や方法が幅広く紹介されています。
- インプットの基本法則
- 科学的に記憶に残る本の読み方
- 学びの理解が深まる話の聞き方
- 日常の出来事を学びに変えるものの見方
- 情報に振り回されないインターネット活用術
- あらゆる能力を引き出すための学び方
- インプット力そのものを高める方法
アウトプット前提のインプット(AZ)について

本書の中で特に実践していきたいと感じた考え方が、アウトプットを前提にインプットを行うという方法です。
これは、誰かに「話す」「説明する」ことを想定したうえで情報を取り入れる、というものです。
著者はこの考え方を「AZ」と表現しています。
アウトプットを前提にすることで、以下の変化が起こります。
- いい加減にインプットできなくなる
- 内容を理解しようと意識が向く
- 集中力が自然と高まる
また、人は「説明しなければならない」という状況になると、ほどよい緊張状態になり、集中力や記憶力が高まりやすいと言われています。
こうした人の性質をうまく活用することで、インプットの質を大きく高められるという点に、とても納得感がありました。
今後、仕事や趣味で情報収集を行うときには、「あとで誰かに説明するとしたら?」と考えながら、アウトプット前提=AZを意識していきたいと思っています。
実際にやってみた内容と感じた効果

私が『インプット大全』を読んで、実際にやってみた内容と効果について紹介します。
情報を宅配便化する
本書で紹介されていた考え方の一つに、「情報を宅配便化する」というものがあります。
これは、自分に必要な情報だけが自動的に届く仕組みを作ることで、
- 情報を探す時間
- 不要な情報を読む時間
を減らすという考え方です。
私はRSSリーダーの「Feedly」を使い、関心のある分野のサイトだけを登録しています。
その結果、ブラウザを開いて情報を探し回ることが減り、インプットにかかる時間と労力が明らかに軽くなりました。
限られた時間の中で学び続けるためには、こうした環境づくりがとても大切だと感じています。
寝る前15分を活用する
もう一つ実践しているのが、寝る前の15分をインプットに使うことです。
人は睡眠中に、その日に得た情報を整理し、記憶として定着させると言われています。
そのため、寝る直前のインプットは記憶に残りやすいということです。
私自身、過去に資格勉強をしていた際、夜に学習した内容が翌朝すぐに思い出せる経験を何度もしました。
社会人になると、午前中にまとまった学習時間を確保するのは難しいですが、寝る前の15分であれば取り入れやすいと感じています。
学生の方にとっても、試験前の学習方法としておすすめできる方法です。
インプット大全はこんな人におすすめ
- 学んでいるはずなのに、成長を感じられない人
- 本や情報を読んでも、すぐに忘れてしまう人
- インプットのやり方に自信がない人
- アウトプット大全が刺さった人
- 学びを仕事や日常に活かしたい人
インプットを「量」ではなく「質」で高めたい人に、特におすすめできる一冊です。
以下の通販サイトで、書籍「インプット大全」の取り扱いがあります。
インプットの質を高めたあとは、それをどう行動につなげるかが重要になります。
実際に私が参考になったのが、同じ著者による アウトプット大全 です。
インプットした知識を「話す・書く・行動する」ことで定着させる考え方が非常にわかりやすく、本書とあわせて読むことで、学びから行動までの流れがより明確になりました。
まとめ
『インプット大全』を読んで感じたのは、
インプットはアウトプットとセットで考えることで初めて意味を持つということです。
何のために学ぶのかを意識し、アウトプットを前提に情報を取り入れることで、学びはより深く、実践的なものになります。
『アウトプット大全』とあわせて読むことで、インプットから行動までの流れがより明確になると感じました。
「インプットしているのに変わらない」と感じている方は、
一度、自分の学び方を見直すきっかけとして、本書を手に取ってみても良いかもしれません。
